永平寺にひとりで行って、帰りのバス停で40分待った話
2026年6月12日
思いきって休みをとって、福井の永平寺まで、ひとりで行ってきました。
平日のお寺は人が少なくて、廊下の板がとても冷たかったです。
靴下ごしに、底から冷えてくる感じ。
手を合わせるというより、ただ長い廊下を、行ったり来たり、長いこと歩いていました。
帰りのバスがなかなか来なくて、集落のバス停で、ぼんやり待ちました。
時刻表を見ると、次は40分後。
屋根もなくて、ベンチがひとつだけのバス停です。
雨あがりの道で、車もほとんど通りません。
山がすぐ近くにあって、ときどき鳥が鳴いて、その声がやんだ瞬間に、急にしんとする場所でした。
仕事では、一日じゅう、人の話を聞いています。
だからでしょうか、誰の声もしない時間というのは、思っていたよりも落ち着かなくて、少しそわそわしました。
静かなところに行きたかったのは自分なのに、いざ静かになると、これです。
バスが来たときは、正直、ほっとしました。
そのことが、なんだか、おかしかったです。