うまい文章はいりません。ストーリーの書き方
2026年6月22日
「何を書けばいいか、わからない」
ストーリーを書こうとして、最初に手が止まるのは、たいていここだと思います。
実は運営の私たちも、最初の1本のときは、白い画面の前でしばらく固まっていました。
でも、うまい文章は、いりません。
次の3つの質問に順番に答えていくと、気づいたら1本できあがっています。
まずは、場所と出来事から。
朝のパリを歩いていたら、小さな蚤の市を見つけました。
これだけで、もう書き出しになっています。
いつ、どこで、誰と、何があったか。思い出せる範囲で、かまいません。
次に、そのとき感じたことを、足してみます。
店主のおじいさんが「朝が一番きれいだよ」と教えてくれて、なんだか得した気分になりました。
楽しかった、でも、驚いた、でも、ちょっと寂しかった、でもいい。
気持ちが一行あるだけで、文章の温度が、ぐっと変わります。
最後は、いまも心に残っていることを。
あの日から、旅先では早起きするようになりました。
きれいにまとめようとしなくて、大丈夫。
「自分にはこう残っている」と書けば、それで、もうストーリーです。
たとえば「パリ旅行の話」より、「パリの朝、蚤の市で見つけたもの」。
場所や出来事がすこし見えるだけで、読まれやすさが、けっこう変わります。
ほかにも、こんな感じです。
場所、時間、心に残ったもの。
どれかひとつ入れるだけで、十分です。
スマホで撮った1枚で、OKです。
正直、きれいに撮れているかどうかは、そんなに大事じゃなかったりします。
その日の空気や雰囲気が残っていれば、読む人には、ちゃんと伝わります。
迷ったら、まずは無料で公開してみてください。
読んでもらうことに慣れてきたら、有料ストーリーに挑戦するのもいいと思います。
値段に正解はないので、「これなら自分でも買いやすいな」と思える金額から、で大丈夫。
手数料などのお金まわりの話は、前回の「メモリーピースの使い方」にまとめています。
ひとつめは、実際より大げさに書かないこと。
盛らなくても、本当にあったことが、いちばん伝わります。
ふたつめは、情報だけを並べすぎないこと。
行き方や営業時間より、あなたがどう感じたかのほうを、読む人は知りたかったりします。
みっつめは、誰かの悪口を書かないこと。
これは、そのままの意味です。
ストーリーに、正解はありません。
短くてもいい。
文章に自信がなくても、いい。
あなたが覚えていることを、あなたの言葉で書いてみてください。
まずは1本、気軽にどうぞ ✍️